【ブックカフェ通信その18】第10回ライフデザインカフェを実施!
豊島区生まれ・豊島区育ちの建築家
第10回を迎えるライフデザインカフェのゲストは、豊島区生まれ豊島区育ちの春日部幹さん。
今回は、春日部さんの携わって来られた仕事をご紹介いただきながら、建築家のお仕事や、建築家になるまでのお話をして頂きました。
ダム建築のために伐採される木を活用して筏(いかだ)を作り、森を山の頂上に引っ越ししよう
春日部さんは建築家ですが、現代芸術の分野でも活動されています。ある地域でダムの建設計画が立ち上がった時、ダム建築に伴い伐採することとなった雑木林の木材を活用して、筏をつくるプロジェクトを立ち上げたそうです。
木材としては細く、建設用の木材としては使えない木々も、地域の人たちにとっては馴染みのある雑木林。地域の人たちの引っ越しに合わせて、筏になった雑木林もお引越しをするという考えは、地域の方々への配慮だと思いました。
建築、地域貢献、大学の講師、現代美術の4本柱
春日部さんのお仕事はとても広い範囲で活動されています。ビルや戸建て住宅などの所謂建築設計のお仕事に加えて、地域貢献の観点で豊島区の近接区の耐震設計、社会人向けの通信制大学の講師、そして筏のプロジェクトのような現代美術のお仕事。
春日部さんの地域貢献の気持ちや、理系を目指していたけれど実は文系科目の方が得意だった学生時代についてのお話を聞くことができました。
これから建築学科へ進学する高校生や、ゼネコンへ就職する学生、地域貢献活動を行う社会人の方々にとって、とても濃い2時間となったようでした。
次回のライフデザインカフェ
塾講師の仕事~地域に根差した塾経営~
ゲスト:内田隆介さん(株式会社キュリアス 代表取締役)
豊島区西池袋に拠点を置く塾「キュリアスゼミナール」の塾長 内田さん。豊島区の中高生センター「ジャンプ長崎」では「りゅうさん」の愛称で親しまれてます。
ボランティアの学習支援からはじめ、「みんなのえんがわ」で塾事業を開業。現在は、中村橋校も含め、3校を経営しています。
そんなりゅうさんから、今回は、「地域に根差した塾経営」という視点で、昨今の教育業界の動向から、塾開業に至るまでの経緯、必要な予算などなど、つっこんだお話をして頂きます!
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