ブックカフェ通信その12〜多世代ビジネスコンペ終了!〜

   

6月11日(土)、大学生が中心となって運営した「多世代ビジネスコンペプロジェクト」を実施しました。
10代〜20代の参加者は決済権を持つ「社長」、それ以外の世代の参加者は「社員」となって仮想の会社を作って課題に対しての新商品を考えました。

今回の課題は「子ども向けの新商品」。
モノでもコトでもなんでもいい、というかなり自由に施策を立てられる環境の中、子どもたちの自由な発想を「実現できるカタチ」にするべく、大人たちが手伝っていました。

多世代ビジネスコンペ1会の最初はアイスブレイクで広瀬さんが考案したゲームをやりました。

実は、今回の企画の仕掛け人となっていたのは「作業日」の広瀬さん。
当日はコーチとして各チームへアドバイスをしました。

多世代ビジネスコンペ2ブレーン・ストーミング中の様子

個人的に、「子ども映画プロジェクト」の企画会議に様子が似ているな、と思って見ていました。
子どもたちの無茶振りにどうやって大人が実現できるように知恵を絞るか、また、あまり発言しない子どもからどうやって意見を引っ張りだすか、などなど。

子どもたちから出た案は「食べられるペン」や「子どもが楽しめるソフトクリーム屋さん」など、どうやってカタチにすればいいのかわからないものから、抽象的なものまで様々なアイデアが飛び出しました。

 

子どもたちには柔軟な発想がありますが、その発想力を出させるには雰囲気づくりが必要です。
日々の学校生活では友達がいますが、ここは知らない大人だらけ。
それだけに、大人たちは子どもたちと如何に「友達」として接することができるかが重要になります。

広瀬さんの裏コンセプトもズバリ『「多世代の友達」を作ろう』というものでした。
新規事業を立ち上げる仕事に携わる広瀬さんだからこそ、多くの世代が交流し、その中からニーズや運営方法を考えていく必要がある、と感じたのではないでしょうか。

会の終了後、交流会でリラックスした様子で大人と子どもが混じってお菓子を食べながら話す様子は、まさに今回の企画が成長していく一歩になるのではないかと感じました。

実行委員を務めた大学生の2人、お疲れ様!

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